円安による経費増加に始まり、(和牛肉の)枝肉市場の不振、仔牛価格の下落と言った出口の見えない景気低迷に畜産農家は苦しみ続けています。
経費節減のために断腸の思いで繁殖母牛の飼養頭数を減らす選択をする農家、運営継続を断念し廃業する農家が増え、仔牛の生産頭数の減少と言う形で影響が表れ始めました。このままでは八重山の畜産業は衰退してしまいます。長期的な不景気の中で畜産業の質と量を維持することは困難を極め、農場規模の縮小や給餌する購入飼料量の削減と言った農家の苦渋の自助努力だけでは現状維持すら不可能な域まで来てしまいました。飼養頭数と品質、そして地域のブランドイメージは一度失われれば回復に本当に長い年月を要します。それは離島の離島である八重山であればさらに顕著になります。
向こう1年、人によっては2年とも3年とも言われる景気の回復までの間 八重山の畜産業を健全な状態で守るためには、行政の支援が不可欠です。しかし、地方行政の行う助成・支援は十分と言えないばかりか、現場の要望と乖離した内容で、「対応はしました」と言う既成事実のためのパフォーマンスを単発で行うばかりです。こうした現実が八重山の畜産業の衰退に拍車を掛けてしまっています。診療と言う形で農家を回り、大切な牛を手放す相談を受けたり廃業を決めた方のお話を聴くたびに胸が締め付けられる思いです。長年八重山の畜産業に尽力された方達が「先生、御免ねぇ。自分はここまでだ・・・」と、廃業を口にする時に謝るのです。何も出来なかった私に、先に荷を下ろすことを謝るのです。笑顔と共に労いの言葉を交わすはずの最後が謝罪になってしまうこの現状をただ見ている訳にはいかないと思い、行動するにしました。
どうすればこの不景気の中で『健全な』畜産業を維持出来るか。充分な飼料の確保です。一番に要望が挙がる高騰した飼料代への補助を長期的・継続的に行う支援策を検討・採択して貰うための署名活動を行い、先人から引き継いだ八重山の畜産業を守るための私達の懇願として行政に届けようと思いました。
八重山の畜産を守るために、皆様の力を貸してください。八重山の畜産を助けてください。お願い致します。
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